
ファンタジーラノベとしては人外キャラも押さえたいよね

人間キャラとの共演もまだなのにいきなり人外……

重要キャラだし!

その割には挿絵が少ないですけど……
要約
ラノベ挿絵作成の実践編として、『魔法都市カディンギルの学園事情』の挿絵を例としてVRoid背景合成による人外キャラ共演を紹介します。3Dキャラ⇒AIイラストの流れを使えば無料・簡単・短時間でライトノベルの挿絵を自作可能。再現がムズイ人外キャラも怖くない!
ラノベイラスト作成の決定版!(当社比)
ラノベ挿絵実践置き場15践目ではVRoidの背景合成を使って、人外キャラと人間キャラを共演させる方法を紹介します。ぶっちゃけ人外キャラはただの背景扱いですが、いかに両者を自然に配置するかがポイント。人間キャラのイラスト作成方法については以下をご参照ください。
人間キャラ同士の合成なら話は簡単です。奥に来るキャラを撮影⇒手前に来るキャラを撮影ですからね。この時も両者の配置、関係性が重要。今回の話は奥に来るキャラが人間じゃなくて、人外って感じの応用編です。
例として『魔法都市カディンギルの学園事情』の挿絵を用います。主人公バラ―ル(人間)が友人のフローズヴィトニル(狼男)と談笑しているシーン。狼男と人間の組み合わせってのが難点ですけどメインキャラだからしょうがない。以下Kindle本の商品リンク。
この方法では3Dキャラクター作成ソフト「VRoid Studio」、AIイラスト生成サイト「PixAI.art」、お絵描きソフト「FireAlpaca」を使っています。ありがたいことに3つとも無料で遊べます。感謝してもしきれない。いつもお世話になってます!


人外キャラの準備
まずは人外キャラ(今回の場合狼男)を準備します。これはもう普通にAIイラスト生成するしかない。モデル「Moonbeam」でお願いした後、「ラノベ挿絵実践置き場12践目」で示した方法を使って背景を削除しました。


人外キャラのAI生成は運任せのガチャです。左のようにそれっぽいイラストを得られたので、右下に人間キャラを配置することに決定。「look at bottom right」って指定したんですけど、中々上手くいかないでお絵描きして首の向きと目線を下に向けました。これを背景とします。
私の場合初期検討のサイズは「512×683」にしています。横幅は一般的な512pixelにしておいて、最終的な挿絵「1200×1600」のアスペクト比に合わせた形です。なので背景となる上記画像も「512×683」に設定。
人間キャラの準備
人外キャラを背景に設定
お次は人間キャラをVRoidで撮影します。やってることは以下と同じですが、背景である人外キャラとの関係性が重要。


VRoidで「撮影」⇒「背景」⇒「背景画像選択」と進みます。ウィンドウが出てくるので準備した人外キャラの画像を選びます。躓きポイントはフォルダに日本語が含まれていると背景が表示されないことがある、って点。なのでいつもデスクトップから読み込んでます。


無事に背景画像が適用されました! ……と思ったらサイズが変です。でもこれは撮影サイズを合わせていないだけであって正常な状態。「撮影サイズ」で背景画像と同じサイズを指定すると、右画像みたいに意図したとおりになります。
ポーズにこだわれ!


あとは「ポーズ&アニメーション」で良さげポーズを設定すればOK。なければ「女性アニメーション」をクリックしてプルダウンから「ポーズ」を選択。細かい設定が可能です。ポーズは後で使う可能性を考えて「現在のポーズを保存」しておくのがおススメ。何度後悔したことか。

「ポーズを読み込み」はさっきの「背景画像の選択」と違ってフォルダが日本語でも大丈夫っぽい。私の場合、同じフォルダから背景画像を選択しても表示されないんですけど、ポーズはOKでした。出来なかったらやっぱりデスクトップが安全ですけど。

ポーズは「表情」や「風」も含めて、気が済むまでこだわってください。ここでの微調整が後々効いてしまい、結局やり直しってパターンが多々あります。この段階で違和感ないくらいが理想。「ポストエフェクト」の「アンチエイリアシング」も念のためチェックしてます。

背景を消して人間キャラだけでAIイラスト生成するか? 背景の人外キャラを含めてAI生成するか? これはもう趣味の問題だと思います。私の場合、調整がやりやすいので人間キャラだけ出力するのが好み。なので上記のように「背景画像削除」して撮影しています。


悩んだら両方出力です。さらに言うとVRoidの撮影モードは挿絵が完成するまで閉じない方が吉。たとえば上記は「狼男とはいえ胸が見えてるのはマズいかな?」などと思って微調整しました。ポーズを保存していても視点なんかは変わってしまうので要注意です。
VRoid⇒AIイラスト共創
ここまでくれば後はいつも通りの流れですよ。VRoidで出力した人間キャラをベースにAIイラスト生成します。もちろん人外キャラ含めてでもOK。ひょっとしたら思いもよらない共創効果が得られるかも。


AIイラスト生成してもらったら人外キャラと合成。さらにこれをベースにしてAIイラスト化して、風景を合成して、Hiresして……、と試行錯誤して挿絵を作成しました。人外キャラとはいえ2人以上だとそれぞれの目線とか表情、雰囲気がムズイ。精進あるのみです。
ライトノベルといえば剣と魔法のファンタジーが定番。そこにはやっぱり人外キャラが欠かせません。難しいのは事実ですけど、いつもと違った雰囲気の挿絵が出来上がり、バラエティーに富んだ紙面になる、……と思ってます。この記事が皆様のお役に立てれば光栄です!
要約
ラノベ挿絵作成の実践編として、『魔法都市カディンギルの学園事情』の挿絵を例としてVRoid背景合成による人外キャラ共演を紹介しました。3Dキャラ⇒AIイラストの流れを使えば無料・簡単・短時間でライトノベルの挿絵を自作可能。再現がムズイ人外キャラも怖くない!









